クライアントワークでの定番おすすめWordPressプラグイン
WordPressには、便利なプラグインがたくさんあります。
どれをインストールしていいのか分からない方も多いでしょう。
そこで、最近クライアントワークでよく使うオススメのプラグインをご紹介いたします。
カスタムフィールド関連のプラグイン
WordPressをよりCMSとして機能させるためには、カスタムフィールドの使用が欠かせません。
しかしWordpressのカスタムフィールドは決して使いやすくはありません。
そこで、カスタムフィールドをより使いやすくするプラグインをご紹介いたします。
Advanced Custom Fields
[URL]
https://wordpress.org/plugins/advanced-custom-fields/
http://www.advancedcustomfields.com
こちらは、とても高機能なカスタムフィールドの入力欄を追加するプラグインです。
入力欄のタイプの豊富で、基本的なテキスト入力欄から画像アップローダー、デイトピッカーやカラーピッカーまであります。
特に便利なのは「Repeater」という入力欄で、様々な入力欄(テキスト入力欄やテキストエリア、画像アップローダーなど)をセットにまとめ、しかもそのグループを次々増やす事が出来ます。
[使用例URL]
http://www.advancedcustomfields.com/resources/repeater/
こちらのプラグインの懸念は、値をシリアライズ値をシリアライズして保存するので[meta_query]でカスタムフィールドを検索したい時やそういったプラグインを使うときに問題がでる可能性があります。
(参照:http://notnil-creative.com/blog/archives/1752)
また、開発元がやめてしまった場合、便利な追加メソッド(関数)が使えなくなる事が考えられます。
それでもこの高機能なプラグインはとても魅力的です。
Custom Field Suite
[URL]
https://wordpress.org/plugins/custom-field-suite/
こちらはAdvanced Custom Fieldを機能の肥大化を避けてシンプルに、安定性やパフォーマンス重視で開発されたものです。
Advanced Custom Fieldのver.2.xからのフォークと言われるものとなります。
機能的にはAdvanced Custom Field に近いです。
データの持ち方がシリアライズしたものでは無く独自テーブルに独自データを入れているようです。
カスタムフィールドテンプレート
[URL]
https://wordpress.org/plugins/custom-field-template/
昔からあるプラグイン。安定性はありつつも高機能です。
しかし設定する方法を覚える敷居が高めです。
また、画像アップローダーとしてメディアピッカーを使っているのですが、少し古めのウィンドウになってしまってます。またIEとのキャッシュの問題で画像アップローダーでアップした画像を変更する際に問題がでる場合があります。
サイトの仕様などで、とりあえず迷ったらこれを入れておけば安心という感じのプラグインです。
Smart Custom Field
[URL]
https://wordpress.org/plugins/smart-custom-fields/
http://2inc.org/blog/2014/10/09/4426/
昨年日本人の方が作られた新しいプラグインです。
とてもシンプルです。
でもこれがどうしても無いと不便という必須な機能はそろっています。
データの持ち方もとてもシンプルなので、他の環境からの移行も楽です。
懸念はまだ新しいので今後の開発が継続して行われるかということです。
でも、データの持ち方がシンプルなので他の環境への移行も楽かなと思われます。
TinyMCE関連(投稿のビジュアル入力)
TinyMCE Advanced
[URL]
https://wordpress.org/plugins/tinymce-advanced/
とりあえずこれだけは入れておいて損は無いです。
ビジュアル入力のツールを追加したり削除したりのカスタマイズが出来ます。
また、最近では「ブロックを表示」というボタンが追加されていて、これがなにげに便利です。
こちらをオンにしておくとブロック毎に点線で囲んでくれるので、今どこを入力しているのか分かりやすくなります。
以前同じようなプラグインを自前で作ったのですが、これで必要なくなりました。
その他の管理画面関連
Category Checklist Tree
[URL]
https://wordpress.org/plugins/category-checklist-tree/
投稿入力時の右のカテゴリーの選択ボックス内のカテゴリーの順番を固定し見やすくするプラグイン。
Categories Images
[URL]
https://wordpress.org/plugins/categories-images/
カテゴリー毎にアイキャッチ画像を設定出来るプラグインです。
カテゴリーの一覧表示などにサムネイル画像を使う際にとても便利なプラグイン。
一覧のループ内で、独自の関数で表示させる事が出来ます。
注意点としては独自関数なので、プラグインの開発が終わった場合、テーマの書き換えなどが必要になるケースがあります。
セキュリティ関連
Edit Author Slug
[URL]
https://wordpress.org/plugins/edit-author-slug/
WPは投稿者アーカイプにAuthor Slugの値が表示されてしまいます。Author Slugとはユーザー名になるので、簡単にWordpressのユーザー名が分かってしまいます。これを避けるために、Edit Author SlugプラグインはAuthor Slugの値を別のものに変える事ができるプラグインです。
SiteGuard WP Plugin
[URL]
http://www.jp-secure.com/cont/products/siteguard_wp_plugin/
https://wordpress.org/plugins/siteguard/
SiteGuard WP Pluginは、WordPressにインストールするだけで、セキュリティを向上させることができます。SiteGurad WP Pluginは、管理ページとログインに関する攻撃からの防御に特化したセキュリティプラグインです。WAF ( SiteGuard Lite )の除外ルールを作成する機能もあります。
こちらはとても高機能はセキュリティ対策プラグインです。
機能もとても豊富です。
ただ、ログイン画面のURLをリダイレクトする機能が上手く動かないケースがあり、ログイン画面がnot foundと表示される問題が報告されています。
Stealth Login Page
[URL]
https://wordpress.org/plugins/stealth-login-page/
こちらはログイン画面に二つ目のパスワードを設定できるプラグインです。
ログイン画面に第二認証コードを追加します。
バックアップ関連
WP-DBManager
[URL]
https://wordpress.org/plugins/wp-dbmanager/
こちらは定番的はデータベースバックアップとリペア機能を持ったプラグイン。
データベースのバック、リペア(最適化)を自動化して行ってくれます。
また、バックアップフィルをメールで送信することも自動化できます。
またWordpressは定期的にデータベースの最適化をしないと動作が重くなる傾向にあります。
こちらも自動化出来るので、とても便利です。
日本語化するさいには日本語化ファイルを別途いれなくては行けません。
UpdraftPlus Backup/Restore
[URl]
https://wordpress.org/plugins/updraftplus/
http://updraftplus.com
こちらもデータベースのバックアップのプラグインです。
こちらはさらにテンプレートファイルからプラグイン、アップロードした画像まで自動でバックアップしてくれます。
また、バックアップしたファイルをDropboxやGoogleDriveやAmazon S3などに自動でコピーすることも可能です。各項目もはじめから日本語化されています。
ただし、上記のWP-DBManagerのリペア(最適化)機能はついていません。
WP-Optimize
[URL]
https://wordpress.org/plugins/wp-optimize/
こちらは、データベースのクリーンナップと最適化を行ってくれるプラグインです。
こちらは「自動リビジョンを削除」「自動下書きを削除」などをするかどうかを細かく設定出来き、かゆいところに手が届く感じです。
もちろん最適化を自動で行ってくれます。
上記のUpdraftPlus Backupとあわせて使うといいかもしれません。
SEO関連
WordPress SEO By Yoast
[URL]
https://wordpress.org/plugins/wordpress-seo/
https://yoast.com/wordpress/plugins/seo/#utm_source=wpadmin&utm_medium=plugin&utm_campaign=wpseoplugin
最近これ一択です。
何せ高機能だけれども、設定が分かりやすいです。
また、SNS関連のヘッダーも追加できる設定があるのがとても便利。
他SEO関連ではキャッシュを使って高速化させるプラグインや画像サイズを大きくさせないプラグインなどあります。
しかし、サーバーの環境やその他の仕様によっては大きな問題になるケースがあるので、クライアントワークでは慎重に使うかどうかの判断をしています。